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ひびのあれこれ
by happanappamama
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ちゃんとした生活
今日の夕飯は
ゴーヤチャンプルーとチンジャオロースー。

昨日の肉じゃがと、カボチャの煮物もまだ残っているし、
生野菜もあれば、お味噌汁ももちろんある。

ジジ男はこの間、帰りが遅くて食べられなかった
大好物のポークソテーのパイナップル添えを(冷凍しておいた!)
解凍して焼いて欲しいというので
ジジ男にはそれもプラス。


なんだかゴーカ!


思えば、結婚したての頃、
料理にはとにかく本当に時間がかかった。

お味噌汁ひとつ作るのも
ホントに試行錯誤の連続。

いまだに料理苦手なのは変わりない。
多分、食事の支度に、他の人の倍くらいは費やしているんじゃないかと思う。


でも、でも。

18年前に比べれば、格段に料理の段取りが出来るようになった。

材料を切る順番もアタマの中で算段できるし
「これを煮ている間に、アレをやっとこう」とか考えられる。

料理しながら、使い終わったザルとかボウルを洗うことだって出来るようになった。

昔は、目の前のそのことで精一杯だったんだよ。

車を運転しながらカセットテープ(カセット!)を交換できなかったばかりか
一緒に歌うことすらできなかったのと同じように
切るときは切るだけで精一杯。
煮るときは煮るだけ。


18年の歳月は伊達じゃなかった!
って、今日夕飯の支度をしながら思いました。


何年か前、新書の書棚で
「カレーが作れる子どもは算数ができる」とかいう本(正確なタイトルは不明)を見つけた。

タイトルを見て「ふーん、なるほど」と思い
手にとってパラパラ立ち読みした。

それによれば、料理の段取りってすごくアタマを使う行為。
それがキチンとできることは、もちろん学習の理解にも大事だというような事が書いてあり
フムフムと思った。

子どもに料理をさせて、勉強のできる子に!みたいなことを思うわけじゃ決してないし、
そんなことを言ってる本でもなかったけど(多分。立ち読みだから詳細は不明なれど)
そう言われてみれば、
料理は創造的だし、段取りも考えて、手順もきっちり踏まなきゃならない。

おまけに火加減とか、水加減とか、
考えなくちゃいけないことはいっぱいある。


そんなこんなを考えると
やっぱり子どもにとって、自分の生活自体から学ぶということが
大事なのだなぁと思う。

自分が生活しているという意識を持って、キチンと毎日を生きることが
大いなる学びなのだなぁ。

自分の生活とちゃんと結びつくものでなければ
自分が使いこなせるものでなければ
知識があったって、単なる物知り以上のナニモノでもない。

ぼんやり毎日をすごしていて、
でもテストは出来る。
…というのでは、それは学びとは言えないんじゃないか?


などなど、
必ずしも成績がいいとは言えない子を持つ母は
毎日をちゃんと生きる…という方向に活路を見出しています。

あ~、こういう発言に
「一度は成績のよい子の親になってみたい!」という深層心理が
色濃く反映されちゃってる??


でもさ、
毎日をちゃんと生きるって
それが難しいんだよね。

それができれば、他に何も言うことなし。

私自身がココロせねば。



今思ったけど、”ちゃんと”ってすごくおもしろい言葉だ。
なんだかかわいらしい。

ちゃんと。
語源はなんなんだろ?
by happanappamama | 2009-09-10 21:53 | つれづれ
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