ひびのあれこれ
by happanappamama
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雁風呂
このあいだnappaがMちゃんと遊んだときに、
Mママといろいろ話をしてて、
何の話をしてたか忘れちゃったけど、
サントリーのCMで昔やってた「雁風呂」を思い出した。

小さいころ見たCMの中ではとてもインパクトのあるもので
でも記憶の奥底に長~い間沈んでいたんだけれど、
ハタチくらいのころ再見して記憶が蘇って以来、
あのCM良かったなぁって、ときどき思い出す。

山梨の白州にあるサントリーのディステラリーに、
昔、CMのビデオライブラリーがあったんだけれど
(今もあるのかなぁ?あったら嬉しい!)
「ウィスキー特級」「ウィスキー2級」「ビール」とかカテゴリー分けしてあって
それがまたすご~く面白かったんだよね。

「雁風呂」は山口瞳(もう亡くなったと思うけど、黒澤明っぽい風貌の作家)が
くら~い背景のところ(記憶では夜の海っぽいけど、違うかも)で
ウィスキーを飲んでいて(多分、オールドか角)、
津軽に伝わる「雁風呂」の風習のナレーションのあと
「あわれな話だなぁ、日本人て不思議だなぁ」とつぶやくというもの。

「雁風呂」の風習は、
言い伝えによると、
雁は海を渡るとき、波間に浮かべて羽を休めるために
各自小枝をくわえて飛んでくるんだそう。

北から渡ってきた雁が津軽の浜にそれを落として、
また更に南へ飛んでいくんだけれど、
また北へ帰る季節が来ると津軽の浜で
その小枝を拾って飛んでいく。

雁が去ったあと、
津軽に再び戻る前に力尽きた雁の分の小枝が
浜に落ちている。

死んだ雁を供養する意味をこめて、その小枝でお風呂を焚くというもの。

調べたら、
実際は雁は小枝を加えて海を渡るということはないそうなんだけど、
そういう風習はちゃんとあるらしい。

浜に落ちた小枝を見て、北に帰ることのできない雁を思う津軽の人の風習は
ほんとうに「あわれな話だなぁ、にっぽん人って不思議だなぁ」っていう
つぶやきに共感できる。

サントリーの昔のCMってすご~くいいのがたくさんあったんだよね~!

私のすごく好きなのは多分80年代の中ごろの「ローヤル」あたり。
マーラーの「大地の歌」をバックに、墨絵(日本のじゃない。多分、朝鮮半島風。)の
仙人みたいな人が雲にのってピュ~っと移動するアニメーションのもの。

もう一度見たい!!!

「ウィスキーに重なる音楽 サントリーローヤル」っていう
コピーだったと思う。

その少し前に「ランボー」(こう書くとなんかスタスタの映画みたいだね。詩人のランボオです)
とか「ガウディ」とか「ファーブル」とかがテーマのウィスキーのCMがあったけど、
マーラーのが一番よかったな。

「ランボー」は砂漠で大道芸みたいのをやってる一座風の、
火を吹く男とか、天使の姿をした小さな女の人とかが出てた。

「顔がある」っていうオールドのCMもよかったな。
夜汽車で旅行している人のやつも。

オールドのあの有名な哀愁漂う音楽もいい。

小林亜星が作曲したと始めて聞いたときにはびっくりした。

「魔法使いサリー」も、「パッとサイデリア」も「オールド」もやるんだから
守備範囲の広い作曲家と言えるでしょう。

寺内貫太郎じゃないのねっ!才能あるのねっ!

最近はあんまりテレビを見ないせいもあって、
印象にのこるCMって思い浮かばないけど
CMって時代を映してるなぁって思う。

特にサントリーはセンスが光ってました。
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by happanappamama | 2006-11-08 22:05 | TV、CM
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