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大久保じゃなくて、新大久保だったかな?
ここ2~3日テレビやなんかで、 数年前に、ホームから落ちた人を助けに線路に降りて亡くなった 韓国からの留学生のコトが映画になったっていうニュースをよく目にする。 試写会に天皇も来た、とか、その方の生前の人となりを仲間が話してたりとか。 でもニュースを見ていて、 「あれれ」って、なんとなく釈然としない気持ちがある。 留学生の映画について、どうこう思うわけじゃない。 誰かがホームから落ちたとき、四の五の言わずにまっすぐ助けに行くっていうことは 誰もが出来ることじゃないし、彼の行為は尊敬に値するすごいことだと思う。 私だったらきっと、そこに行くことで払わなきゃならない代償のほうを その瞬間にも考えてしまうだろうから。 私にもしものことがあったら、happaとnappaはどうなるのだろう? ジジ男は?(こんな時にもジジ男かい!せめてジジ男くんにしておこう)両親は? そして、なによりも「ここで人生が終わるかもしれない」ことの恐怖でいっぱいになってしまうだろう。 今回映画の主人公として描かれている方は、間違いなくすごい人です。 でも、あの時そこに降りていった人がもう一人いたはず。 そして、はじめにホームから落ちた人も亡くなっている。 その人のことに触れているニュースは、今回ほとんどなかった。 あの事故当時、新聞で読んで、ものすごく辛い気持ちになったのは 留学生と共に亡くなったカメラマンの方が 高齢のお母さんと二人暮らしで、そのお母さんがとても息子を頼りにしていたという記事。 あのお母様は今どんな気持ちで暮らしているのか。 もちろん、映画の話題なワケだし、 残された家族の方も、ここで息子について言及して欲しいと思っているわけじゃないとは思う。 取材を受けても、そっとして置いてください、と言ったかもしれない。 メディアで取り上げられることが、かえって傷つけることになるかもしれないという 配慮があってのことかもしれない(そんな配慮、メディアがするのかというのも?だけど)。 でも、誰もそのことに触れないって、どういうこと? あの時、もう一人ホームに降りていった人がいたんだってことは ヒトビトの記憶に残っていて欲しいな。 ニュースを聞いていて、あの方のお母さんは今どんな気持ちでいるのだろう? ということがとても気になった数日でした。
by happanappamama
| 2007-01-30 08:51
| じけん
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事実を事実としてありのままに伝えること…とっても難しい。見ていた人が違うと、ホントに違うものになってしまうことが多い。私も、焦点をあてたところだけが一人歩きするのは嫌だなと思う。でも、happanappaちゃんのように覚えていなかったけど。 私はその時そこにいた人みんながいろいろな思いに囚われているような気がしてしまう。助けに行った勇気のある方はもちろん、見ていた方も。考えただけで胸がぎゅ~~っと痛くなってしまう。 …これ以上はなんとも言葉になりません。ごめんなさい。
2007/1/31(水) 午後 2:22 [ のりまきおいしい ]
そうだよね。いろんな側面から見なきゃわからないものを、ある一方からだけ見てわかった気になっちゃうのは怖いしね。今回の件でとても嫌悪感を持ったのは、韓国から来日された留学生のご両親がホームで合掌しているところを、カメラマンが囲んで盛んにフラッシュを焚いてたところ。見せたいところだけ、見せたいように見せる、ワイドショー的な見せ方が吐きそうになるほどイヤ。いいかげん、こういうテレビのあり方に嫌気がさしてる人はいっぱいいると思うんだけどな。
2007/1/31(水) 午後 5:56 [ はっぱなっぱ ]