ひびのあれこれ
by happanappamama
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誇らしい先住民族
アイヌの人々が、国会で「先住民族である」と認められた。

なんだかとてもうれしいし、誇らしい。

この国にはアイヌのような人たちが、ずーっと昔から住んでいて
自然と共生する深い知恵を現代に伝えてきたんだ。


若い頃、1年だけ札幌に住んだ。

ジジ男の仕事もあり、結婚して最初の1年を向こうで暮らしたのだ。

せっかく北海道に行ったんだからという思いもあったのか
アイヌに魅かれて
アイヌについてのいろんな本で読んだ。

彼らは文字を持たず、
伝承だけで彼らの歴史や知恵を伝えてきた。

現代に生きるアイヌの人たちは
ここに至るまでに非常に苦難の歴史があり、
彼ら独自の文化や生活スタイルを頑なに守り続けることは
大変な困難を伴ったと想像できるので

必ずしもみんなが昔のような生活をしているわけではないし
みんなが民族の、または家族の歴史を伝承できるわけではないかもしれないけれど
ほんの100年前は
数代、あるいは十数代前までの歴史を
言葉で伝え合ってきたのだという。

数代前の人々は、彼らにとって見も知らない遠い人ではなく
生き生きとした近い存在だったのだ。


子どもの頃歴史で習ったエミシと呼ばれる人々が後にアイヌになったのか
そこのところははっきりとは立証できていないようだけど、
私がいろんな本で知る限り、
やっぱりエミシはアイヌに繋がっているんじゃないかなと思う。

日本武尊の昔から、関東以北は蝦夷(エミシ)の国だったのだ。


今、梅原猛と中上健次の対談本で「君は弥生人か縄文人か」を読んでいる。

初めてアイヌに興味を持った頃いくつか読んだ本の中の一冊で、
このあいだ、本棚からひょっこり出てきたのだ。

わかる部分は本当に面白い!
でもわからないところがいっぱい!

この本、15年まえにも理解できない部分はたくさんあったはずだけど
それでもきっと面白く読んだんだろう。

書いてあることはほとんど憶えていなかった。
このほかに読んだアイヌ本も、
きっとバッチリ理解できたものはないんじゃないかと思う。

それでも、
アイヌ研究のエッセンスに触れることは楽しかったし
今、理解できないなりにこの本を読んでいて
やっぱり面白い。

ここに書いてあることをちゃんとわかりたい!と思う。


今日の「アイヌは先住民族」のニュースを聞いて
もう一度、アイヌ本を読み直したくなった。

ちゃんと勉強して、もっと具体的にアイヌの人たちを知りたい。

前に倉本聡の『ニングル』についてブログに書いたときも同じように言ったけど
北海道の地名に残るアイヌの言葉に秘められた意味を知ると
彼らの自然に対する本当に深い知恵に驚かされる。

エコロジカルな側面だけじゃなく
彼らの生活に根ざした信仰も、
私たちが学ぶところはとてつもなく大きい!


今後、アイヌの人たちが
彼らの民族としての尊厳を取り戻すことができるよう
きちんと国が後押ししてくれることを
こころから望みます。
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by happanappamama | 2008-06-06 20:36 | つれづれ
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