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ひびのあれこれ
by happanappamama
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東京タワー
遅ればせながら、「東京タワー」を見た。

ものすご~く空いてて、観客は5人。
内3名が我ら。

贅沢な映画鑑賞でした。

こういう映画を見ると、人が生きて死ぬということが
一体どういうことなのか、ということをつい考えてしまう。

映画の中の、
若くて、日々の暮らしに精一杯ながらもハツラツとして見えたオカンも
子どもの成長と共に老いていく。

happaもついこのあいだまで3歳だったような気がしている。

今は13歳の思春期入り口。

すぐに18歳になって、ハタチになって、大人になっていくんだろう。

長い時間のようでいて、実はそんなに長くない時間。

自分が老いていくことについて、
悲壮感があるわけでも、ジタバタするわけでもないけれど
人生を折り返して、自分の終着点に向かって歩んでいるんだという感覚は
10年前よりも強く実感するようになった。

この年になって一層、死というものを意識するようになった自分がいる。

死ぬことが大前提の人生の中で、人はなぜ生きるのだろう?
生きるっていうのはどういうことなんだろう?
そして死ぬということは。

考えても答えが簡単に見つかるわけではないけれど、
そこには何か意味がある。

生きることの意味をいつか見出そうとすることに意味があるのかな、と思う。
死ぬことの意味も。

映画の中の、
東京タワーの古い映像や、首都高を走る車から見える風景に
とても心を揺さぶられた。

東京タワーや、車窓からの首都高の風景は
好むと好まざるとに関わらず、私の原風景の一部なのかもしれない。

生まれてから現在までのあれこれが
首都高の風景と共に
フラッシュバックのように浮かんできた。

映画の中の、ぼくとオカンとオトンにドラマがあるように
今を生きている人々のそれぞれに
当人にとって、その家族にとって意味のあるドラマが展開されているのだ。

もれなく。

当たり前のことだけど、そんなことを思った。






コメント(6)


東京タワーを見た後思ったのは、「食べることは生きることかなあ」ということ。
それからおかんの表情。
物語やその流れよりも、一つ一つの景色やシーンがとても印象に残っている。
生きているっていいねぇ。

2007/5/29(火) 午後 9:40 [ のりまきおいしい ]



そうだね~。食べることは生きることに深いところで繋がってるかもね。最近、食べるという行為(・・・っていうことは当然調理するということに繋がるんだけど)の大事さを言う人がまわりにたくさんいるような気がして、そういう年代なのかな~と思っていたところ!

2007/5/30(水) 午前 6:56 [ はっぱなっぱ ]



まだ観てないです。最近ふと自分が歳をとっていくということは親も老いていくんだなぁ~と思い、寂しさも感じました。

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2007/5/30(水) 午後 7:10 [むとぅママ]


時間が過ぎていくのって、だんだん早く感じるようになりますね。
でも、自分が年を重ねたから考えられるようになったっていうこともいっぱいありますよね。

2007/5/30(水) 午後 11:40 [ happanappamama ]



原作を読んだ映画は観ないようにしているのです。期待に見合ったことが今までになかったので・・・・・でも樹木希林のオカンは観てみたいな。

2007/6/2(土) 午後 9:13 [テンション]



私は原作を読んでないのですが、良かったですよ。原作の良さが生かされているかどうかはわかりませんが。原作と映画はやっぱり別物ですよね。

2007/6/4(月) 午後 1:15 [ はっぱなっぱ ]
by happanappamama | 2007-05-28 23:31 | にっき
<< こんな日でした 娘さん~よく聞~けよ♪ >>


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