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ひびのあれこれ
by happanappamama
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Happy Birthday to You~ヴィーナスの誕生
ユーミンの『Dawn Purple』の中の
「Happy Birthday to You~ヴィーナスの誕生」
という曲。


涙ナシに聴くことができない。

これを聴くと、happaとnappaが生まれたときの
いろんな思いが押し寄せてきて
胸がグッと詰まってしまう。

産科のロビーの感じとか
LDRで聞こえてた、いろんな人がかけてくれる声とか
体を拭いてもらった熱いタオルの感触とか
生まれたてほやほやの二人の匂いとか
目をつぶっている顔とか

いろんなものがいっぱい目の前にやってくる。



多分、結婚した頃に出たアルバムで
なんとなく聴いてはいたけど、
特にすごく好きな曲があったわけじゃなかったし
あんまり頻繁に聞くアルバムじゃなかった。

でもhappaが生まれて、
ジジ男と車でわざわざ千葉のトイざらすまでhappaのベビーカーを買いに行く途中
(そのころはまだ近所になかったのだ、トイざらす)
ステレオから偶然聞こえてきたその曲を聴いているうちに
涙が止まらなくなり
ほんとに声をあげて、ごうごう泣き出してしまった。

運転していたジジ男は、何が起こったのかとビックリしていた。



その曲はまさにhappaのことを歌った曲だった。

なんとなく聞き流していた曲だったけど
そういうことだったのか!という気持ち。


ユーミンは子どもを生んでいないのに
どうしてこんな曲を生み出すことができたのだろう?と思うくらい
出産の状況にピタッとくるのだ。

happaを産んだとき
一人で産んだんじゃない、って思った。

もちろんジジ男が
1分おきに「痛い~~~」っていう私の声でたたき起こされて
眠くて朦朧としながら背中をさすってくれたり、手を握ってくれたり、
助産婦さんが励ましてくれたり、
そういう周りの力はもちろんある。

けど、それとは別に
やっぱりhappaが外に出てこようとしてくれたから
私は生むことが出来たんだなぁっていうことを
実感として感じていたんだな。

nappaのときも同じ。
二人とも、自力で外に出てきたんだよ。

その曲を聴いて
改めて頑張ってくれたことに感謝した。



「Dear Friend
 もうすぐ激しい痛みが来るわ
 呼吸を整え 立ち向かって
 闇夜の海で目覚めた天使
 光を目指し 飛び立とうとしている
 あなたともがいて手をつなぎ

 Dear Friend
 あなたの世界があたらしくなる
 淋しい時でも孤独じゃない
 幾千年も繰り返された
 ほんとの愛を得るための苦しみが
 あなたを待つのね おめでとう

 前へ前へ前へ進むのよ
 勇気出して
 あなただけの歴史切り拓く
 Happy Birthday to You」




今日、車で出かけて
夕焼けを見ながらこの曲を聴いていたら
また泣けてきた。


私にこんな経験をさせてくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいだ。

あー、子どもってすごい。
この世に生まれてくる子どもたち、みんながすごいのだ。


またまた泣けてくる。クーッ!




泣かずに聴けるようになったら、ちょっとショックだわ。
by happanappamama | 2008-10-13 22:53 | つれづれ
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