ひびのあれこれ
by happanappamama
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
<   2008年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧
Shiga Ski World
f0169643_215145100.jpg

nappaがキャンプから帰ってきた。

今日は朝からみんな
「今日は帰ってくるね」と言い合ってnappaちゃんの帰りを待っていた。

夕ご飯は何にしようか?nappaちゃんの好きなものにしようよ!って。

小雨の中、nappaたちは6時少し前にWellnessに到着した。

暮れかかった道路から見える明るいバスの中でnappaとMyが手を振っている。
みんなでキャンプに行ってきた!楽しかった!という充実した顔。

運転手さんたちがバスから荷物を降ろして、リーダーが運んでいたので
「どこに運べばいいですか?玄関前でいいのかな?」って聞いたら
「えっ?ちょっと待ってください。保護者の方にそんなことさせていいのかどうか・・・・」
誰かに確認しなくちゃ、みたいな感じだったので

「そんなこと構いませんよ」と強引に(オババだね~)荷物を運び出したけれど。

まあ、実は保護者じゃない人かもしれないし、
リーダーとしては得体の知れない人に荷物を運ばせて、もし無くなってしまったら・・・・
ということも考えなきゃいけないんだな。

そりゃ、そうだ。

戻ってきて、また別の荷物を運ぼうとしていたら、りぼんが向こうから駆けてきて、
「あ、ママ 力持ち~。ありがと~~」と言ってくれて彼女もテキパキ荷物をピストンしていた。

最初のリーダーを非難してるつもりは全然無いんだけど、
そこはやっぱり江東のリーダーのいいところだ。
園庭だったらバケツリレーだもんね。

立ってる者は親でも使え!ってワケじゃないけど、
迎えの保護者と、そんな風に顔の見える距離にいてくれるんだよね。

私たちの差し出す微々たる力を素直に受け取ってくれる。

こじんまりとみんなが程よい距離にいるからそんなことが可能なんだな。
こじんまりしてるセンターだから、こじんまりした人間関係があるんだもんね。

Wellnessはやっぱり、ものすごくたくさんの人が出入りする場所だから、
最初のリーダーの反応はごく当たり前のことなのかもしれない。


解散の様子は、見ていて毎回じーんとしてしまう。

みんながキャンプソングを歌ったりしている様子が、
いつものことだけど、
出かけていったときの子どもたちとは明らかに違うんだ。

happaもそうだったし、nappaもそうだ。

こうして迎えに行っている私たちに、ものすごく誇らしげに、
いいキャンプだったんだということを、
楽しかったんだと言うことを態度で知らしめようとする。

「ママたちは知らないでしょう?でも、私は行ってきたんだよ。
かけがえの無い時間だったんだよ。」って。

こまっちょが当面最後ということもあり、
小学生のユニットが解散した後も、ユースのメンバーの解散の様子をぼんやり眺めていた。

ユースのみんなの解散式はしみじみと良いものだった。
こまっちょのために集まったリーダーズに囲まれて、こまっちょも目が潤んでいた。

いいなあ。キャンプっていいなあ。

家に帰ってからジジ男に
「あんな光景を見てると、君ももう一度リーダーとしてキャンプに行きたいって思うでしょう?」
って聞かれて、考えた。

そうだなぁ、もう一度リーダーとしてキャンプに行きたいって思わないわけじゃない。
あの場に、キャンプを作り上げた一員としていられるのはとても素敵なことだ。

でもやっぱり今は、あの場にnappaやhappaがいてくれることのほうがうれしい。
あの経験は何度でもしてほしい。
そして私はその光景を、少し離れたところから見つめていたい。

私じゃないんだ。
世代は変わって、そして、だからこそ繋がっていく。

りぼんもメンバーに話していたけど、
同じメンバーで、同じリーダーで、同じ場所で、同じ時間を過ごすことは、
もう二度と出来ないんだっていうことを、
だからこそ、喜びとも悲しみとも違う、こんな気持ちになる瞬間が訪れるのだ、ということを
いっぱいいっぱい経験してほしい。

夜、寝るとき
「nappaちゃんは今日ひとりで寝る」と言う。

いままでいつも、どんなときも「ママと寝るー」って言っていたのに。

「でも、寝るまでいっしょにいて本を読んで」というので、nappaに少し遅れてベッドに行った。

そしたらnappaが泣いている。
それも鼻をすすって、涙をいっぱい流してさめざめと。

「どうしたの?何をそんなに泣いているの?」って聞いたら
「もう一度キャンプに帰りたい・・・。またリーダーのはっぱと、ほかのみんなとい  
 っしょに寝たり、スキーしたりしたい」って。

そうかー。楽しかったんだね。

一人で寝るって言ったり、キャンプがいいって泣いたり、
母としてはちょっと淋しい気持ちもなきにしもあらず、なんだけど
キャンプが好きなnappaちゃんでいてくれて、ママはすごく嬉しいよ。

キャンプに帰りたいって泣いちゃうんだもんなぁ。
キャンプってすごいなぁ。





コメント(4)


二度とない空間を楽しんできた…
そんなみんなの様子が伝わってきた「あの場」でしたね。
それを味わう。どうするでもなく、ただ味わう…
それがどんなに幸せなことか、やっと少しずつわかってきました。
素敵なキャンプだったようだね。 削除

2008/3/31(月) 午後 9:45 [ のりまきおいしい ]



そうだねー。味わうんだな。味わう。そうだ。

あの場の様子、本当に何度眺めてもいい光景です。
本当に素敵なキャンプだったようだ♪ 削除

2008/4/1(火) 午後 6:16 [ はっぱなっぱ ]



お手伝いありがとうございました☆

江東ではママたちがいつも自然に
バケツリレーをしてくださり
私たちも自然に感謝していました

思えばとってもあったかいことですよね
当たり前に感謝していたことが
いまはとても懐かしく、愛しいです

キャンプに帰りたいって泣いちゃうって・・・
キャンプってすごい!nappaちゃんもすごい!

今日も一日、時計を見るたびに
「あ、もうすぐお風呂かな~」なんて思っていた私・・・
あ~また行きたくなってきちゃいました♪

2008/4/2(水) 午前 3:11 [ sei*a_*uj*nam* ]




お手伝いってほどのことではないけれど
あんなふうに、少しだけ手を出すことが
キャンプに「一枚噛んでる」という気にさせてもらってる、っていうこともあるのかもしれないね。
親たちにとってみれば。

バケツリレー。
園庭の横っ腹にバスの横っ腹がドッキングするみたいな、あの距離だから
可能だったんだろうな。
あれもまた、いい光景でした。

2008/4/2(水) 午後 10:32 [ はっぱなっぱ ]
[PR]
by happanappamama | 2008-03-31 01:19 | キャンプ
『しろばんば』
去年の秋の深まる頃、
boubouさんお勧めの『北の海』(井上靖)を買った。

井上靖は好きだったし、
「あー、失敗だった」という小説は今まで読んだことがない。

そのころ「ものがたり」を欲していたこともあって
見つけたときに買っておいたのだ。

裏表紙の紹介文を読むと
『しろばんば』『夏草冬濤』と合わせて3部作のようなことが書いてある。

そうだったのか、『しろばんば』に続いている自伝的小説だったのだな。と気づいて
これは『しろばんば』から読まなきゃ!と考えた。

f0169643_21583060.jpg


『しろばんば』は子どもの頃一度読んだことがある。ような気がする。

小学校6年生のとき、
学校の展覧会に出品する読書紹介の絵と文を描かなきゃならなくて
それで、どういうイキサツでかは憶えていないけど
選んだのが『しろばんば』だったのだ。

多分、我が家の本棚にあったから・・・という程度の理由。

ちゃんと読んだかどうかも憶えていない。

物語のところどころはなんとなく覚えているけれど、
きっと紹介文に使えそうなシーンを端折って読んだのだろう。

ものがたりの充実した印象がまるでなかった。

読んだ本は厚いハードカバーではあったけれど
「日本文学名作シリーズ」のような本の一冊で、
現在文庫になっている『しろばんば』のページ数とか文字組みとかと比べてみると、
もしかしたら子ども向けにダイジェストされたものだったのかもしれないという気もする。

どこの出版社のものだったかは全然わからないけど
えんじ色のようなワインカラーのような、つやつやしたカバーのかかった本だった。

ほとんど印象に残っていないくらいだから、
あんまりおもしろいとも思わなかったんだろうな。

紹介文書いてるのに。

まあ、紹介文は展覧会出品用の義務だからね。

で、『北の海』に辿り着く前に『しろばんば』から読むのか~~、
とちょっと気持ちが萎えてしまったのだ。

秋の頃からさんざん逡巡して(・・・っていうほどでもないけど)後回しにした挙句
いままで外れていない井上靖の小説だし、
やっぱり『しろばんば』を読んでみよう。という気持ちになり、
文庫を買ったのがもう2ヶ月くらい前。

それでも他の本に気持ちが行っちゃって、
なかなか『しろばんば』の順番が回ってこなかったんだけれど、
ある日身の回りに、今読みたい本がなくなったのを潮に
やっと手を伸ばした。

そしたら、一気に読んじゃった。

おもしろかった。という言い方はふさわしくないようにも思うけど、
ものすごく良かった。
ひさしぶりに見つけたタカラモノのような本だ。
読んでよかった!

両親と離れて伊豆の田舎で育った少年の
小学校時代のことが淡々と語られるだけなのだけれど。

なにか特別なことが起こるわけでもなく、
時々田舎の集落をざわざわとさせる程度の事件しか起こらない。

でもとてつもなく美しいものがたりだ。

今自分がその只中を生きている小学校6年生には、
昔の小学生の田舎の生活と精神の成長物語がおもしろいはずがないかもしれない。

あるいは、おもしろい、と感じても
この年になった私が感じるのとはまた別のものだろうと思う。

とにかく6年生だった私に理解できるはずはなかった。

読んでいて、とても懐かしい気持ちにもなった。

舞台は大正時代の中ごろで、
そこに登場する人たちは、その生活も、行動も、近所付き合いの仕方も、
物言いも、他人に対する配慮も、現代とはものすごく違う。

でも、明らかに私たちの源流にあるものだ、という気がする。

自分の祖父母が子どもの頃の時代の話だ。
小さい頃私が眺めていたおばあちゃんの日々の暮らしの中に、
この小説から感じる匂いが確かにあった。

小さな男の子が自分の視野を広げていくさまも、
その少年を育てている血の繋がらない育ての祖母の生き様も、
胸のあたりをぎゅーっと押されるように切なくなる。

どこかで私の生と繋がっているような、そんな気持ちにさえなった。

今、続きの『夏草冬濤』を読んでいるところ。
上が終わって、下は本屋さんになかったのでまだ手元にない。

明日、捜し歩こう。

この分では『北の海』もあっという間に終わってしまいそうだ。

あ~、いいもの見つけちゃった!

きっかけを与えてくれたboubouさんに、すごーく感謝です!






コメント(2)


いいですよね、『しろばんば』。読んでいたら、また読み返したくなりました。
そうなんですよね、ぎゅ―っと切なくなるんですよね。
『北の海』を読むとこれまた・・・

こちらこそ感謝です。

2008/3/30(日) 午後 1:51 [ boubou ]



本当に本当によかったです。
きっと、このきっかけがなければ
この本を手に取るのはもしかしたらおばあちゃんになってから・・・
だったかもしれないと思うと、貴重なきっかけを頂いたんだなーと思います。
ちゃんとチャンスをモノにできてよかったです♪

今日、『夏草冬濤』の下を半分読みました。
『しろばんば』から続くこの物語り。何度も読み返す本になりそうです。

2008/3/30(日) 午後 11:03 [ はっぱなっぱ ]
[PR]
by happanappamama | 2008-03-30 00:15 | ほん
さくらさくら
近くの親水公園の桜並木が満開だ。

昼日なか、暖かいお日さまの下で見る桜もいいけれど、
夕方、少し暗くなりかけの風景の中で
我が家の玄関先から見下ろして見た桜が
とても綺麗だった。

薄暗い中にぼんやり、でもそこだけ白く浮かび上がって。

こういうのを幽玄というのかな。

東山魁夷の絵みたいだった。





コメント(3)


東山魁夷。今、見たい絵の一つ。今見たら違うかも知れないと先日ふと思いました。
幽玄って素敵な言葉だなあ。happanappamamaらしい言葉遣い。

2008/3/31(月) 午後 9:42 [ のりまきおいしい ]



今、東山魁夷の美術展やってますよね。
今度見に行く予定です。

2008/3/31(月) 午後 10:40 [ chi*s*ke_k1*7* ]



のりまきちゃん&ちいちゃん。

私もその夕方の桜を見て、今なら前よりは堪能できるかなぁ、と思いました。
春休みにhappaと二人で見てこようと思っていたのに、なんだか無理そうです。
地下鉄で一本なのに。
新学期が始まったら、時間を見つけて行ってきたいです~。

2008/4/1(火) 午後 6:12 [ はっぱなっぱ ]
[PR]
by happanappamama | 2008-03-29 20:06 | つれづれ


カテゴリ
最新の記事
見えているもの、いないもの。
at 2015-07-20 21:08
アンのこと
at 2014-06-01 15:46
J.D.サリンジャー様
at 2013-10-13 16:28
距離
at 2013-09-23 10:48
匂いと臭いのまわりのあれこれ。
at 2013-09-22 14:56
記事ランキング
Twitter
画像一覧
お気に入りブログ
外部リンク
メモ帳
いまのとここっちにメインの日記があります♪

検索
その他のジャンル
ブログジャンル