ひびのあれこれ
by happanappamama
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『きけ わだつみのこえ』再読
8月15日。

日本にとっては、戦争が終わった日。


お盆のさなか…
先祖の霊が戻ってくるという、日本人にとって特別な期間ということもあるし
もうゼロ戦は飛んでこないという安堵感の中に聞く蝉の声は
終戦を実感させるものじゃなかったろうか。


夏になると、読もうかなと思わされる本に
『きけ わだつみのこえ』がある。

戦没学生の遺稿集。
学生といっても、年齢には幅があって
もう結婚されていた方も、子どもがいた方もいる。

読んでみようと思いつつ日が過ぎて
やっと読んだのはつい2年くらい前だ。

遺書のようなものかと思っていたけど、実はそうではなくて、
家族に宛てた、日々のあれこれをつづった手紙だったり日記だったり。

もちろん、
戦争に駆り出されることに対する疑問や不条理を吐露するものもあるけれど
淡々と毎日を書き綴ったものもある。



その中の宮崎龍夫さん。

happaが毎年参加している野尻学荘のOBだそうだ。

学荘は今年で第75回。
戦争をまたいで行われている、中高生男子だけを対象としたキャンプ(今は小5から)で
宮崎さんも当然その年齢の頃に参加されている。


知ったのは東京Yが発行しているニュースレターでだったように思う。
その後、happaが参加するようになってからネットで検索して
YMCAのHPの「資料室の窓から」で改めて読んだ。


happaが毎年、とても楽しみにしているキャンプ。
中高生という、親の声が届きにくい一種独特な難しい年代にあって、
素直に触発され,感化されて帰ってくる男子オンリーの15日間。


そこにボーイズとして参加していた先輩が戦争で亡くなっているということが
遠い戦争を身近なものにしている。



同じキャンプで
同じように、同世代の少年たちや年上のリーダーたちとふれ合い、
感化され、影響されたであろうその人が
戦争で亡くなっているという事実。


happaはまだこの遺稿集を読んでいないけれど
いつか読まなくちゃいけないと思う。




世界のほかの国々では
必ずしも今日が終戦とはされていないようだし
朝鮮半島では、終戦ではなく、日本の統治から開放されたおめでたい日のようだ。

あの戦争については
国によってさまざまな評価があり
人によって、さまざまな見方がある。

戦地で戦争を見ていた人たちにも、その人たちの見方がある。



私たちに出来るのは、あの戦争の何が間違っていて、大切なのは何なのか
ちゃんと学ぶこと。


終戦の日の今日、自分に出来ることは何か改めて考えて
世界の平和は家族の平和から…

なーんて冗談みたいなことを考えたんだけど
やっぱりソコがとても大事なことだと思います。
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by happanappamama | 2010-08-15 21:35 | つれづれ | Comments(0)
あの夏
日航機墜落事故から25年の今年
数日前から新聞やテレビで関連のニュースを見かける。

あの夏のあの時のことは
自分のそのときと絡めて覚えている人が多いようだ。

そのとき、自分が何をしていたか。

あの時、物心つく年齢だった人の多くが
きっと、そんな風にあの事故を記憶してるんじゃないだろうか。

私は、翌日から始まる中高生対象のワークキャンプの先発隊として
前夜のうちに現地入りしようと車で移動している最中だった。

ワゴン車に乗っていたのは、多分5人。
まだ首都高にいるか、中央道にはいったばかりくらいの時間、
ラジオから日航機がレーダーから消えたというニュースが流れていて。

はじめは、レーダーから消える=墜落とは思わなかった。

でもだんだん、これは大変な事故なんだという緊迫感が
ラジオを通じて伝わってきた。

何年かして、たくさんの検証本が出版されて
私自身は、たぶん事故から20年という節目の年あたりに
そのうちのいくつかを読んだ。

ご遺族側の思い、報道する側の視点、日航の内情、本当の事故原因。
補償の問題などで、ご遺族が言われなく非難されることもあったようだ。

いろいろなことが語られる中で
やはり胸を引き裂かれるのはご遺族の思いと、そして亡くなった方々の思いだ。

遺書を残した人の、その落ちていく機内で書かれた文字を見ながら
どんな思いでこれをしたためたのかと考えずにはいられない。

検証本の中で、とても驚いたのは
墜落直後にはかなりの数の生存者がいたということだ。

奇跡的に生還された方へのインタビューの中に
近くでたくさんの子どもの声がした、という談話があった。

その中で、その方が特に覚えているのは
小さい男の子の声で「おかあさーん」と何度も呼ぶ声だったそうだ。

一緒に旅をしていたのか、別だったのか。
どんなにか恐ろしく心細かったろうと思うと、涙が止まらない。

生存者の中に男の子はいなかったのだから、その子はその後息を引き取ったのだろう。

今となっては、
もっと早く墜落現場が特定できていればと言ってみたところで仕方がないけれど
夜だったことも、そのころ御巣鷹山という山の名前を知っているのは
ほとんど地元の人だけという無名の山だったことも
もし、状況が違っていたら…とつい考えてしまう。


25年目の今年、改めて
事故で亡くなった方々のご冥福を心からお祈りします。
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by happanappamama | 2010-08-12 18:12 | つれづれ | Comments(2)
気配
夏は飛ぶように 過ぎていくなぁ。

あっという間に8月も半ば。

今日やっと、まともに蝉時雨を聞いたと思ったら
どことなく風に秋の気配を感じた。



もう、お盆なんだなぁ。

日盛りはジリジリと暑くて
昼下がりは蝉の鳴き声がものすごくて
でも夕方になると、風の中に冷やりとするものが混じっている。

お盆を過ぎると、
気温はあまり変らなくても、空気のそこここに秋の気配が漂う。

時々、あ、と思うくらいの微かな変化。


夏真っ只中にいるようなのに、
ヒタヒタと足音を忍ばせて秋が潜んでいるような
旧盆の周辺って、とてもいい。



どこかで
これ以上はない哀しみと繋がっている、日本の夏。


いろんなところに、いろんな気配がある。
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by happanappamama | 2010-08-10 22:06 | つれづれ | Comments(0)
読んでから見る映画は評価が辛くなります
『剱岳 点の記』を見た。

録画しておいたから
翌日、あれこれ済まして準備万端整えて楽しみに見たんだけど
期待していたから余計になのか、
思っていたほどにはよくなかったなぁ。


ヤマ本に嵌っていたときにあれこれ読んだ中では
測量する人を主人公にしているせいか、地味な小説だ。

そして、そこがよかったところでもある。

同じ作者の『孤高の人』はもっと熱い行動派だし
『八甲田山 死の彷徨』はドラマチック。

『剱岳』では、厳しい自然の中にいれば、当然出会うであろう
さまざまな危機も、ドラマチックというよりは淡々と語られる。

陸軍付の測量士として職務に忠実な主人公と、
それを助ける山の案内人・長治郎さんとの気持ちの交流とか、人としてのすばらしさとか…
静かなドラマがあって、読み応えがあった。


映画は、
そこを2時間強の枠で描かなければならないわけで、
焦点の当て様も難しいのだろうなぁと、想像できるけど
どこか散漫で収まりがよくなかった。


剱岳は、険しい…というだけでなく、
宗教的な理由からも人を拒み続けた山だったわけだけれども
頂に到達するルートを見つけて、そこにたどり着いたときに
1000年も前に登った行者の残した錫杖があった、というエピソードも
もっと違う描きようがあったんじゃないかな、と感じる。

1000年前にすでに登っている人がいた。
そして、錫杖がそこに残っていた。

それって、すごいことじゃないか。

そのアタリが、もっと感動を持って伝わってくるとよかったなぁ。



なーんて、外野は簡単に言うけどね。




浅野忠信は素敵だったし、香川照之も、やっぱり上手だった。
山の自然は美しかった。

もう一度小説を読み直して、時間を置いてまた見てみよう。



ヤマ本をまた読みたくなってきて、
さっき、読みたいと思っていてなかなか読まなかった
(なにしろ、近所の本屋には絶対置いてない)
山際淳司の『みんな山が大好きだった』をAmazonで注文した。

日本人の山岳信仰とか、宗教観もまたまた気になる。


映画を見て、新たな楽しみが広がってるんだから
見てよかったと言えるでしょう。
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by happanappamama | 2010-08-09 21:47 | えいが | Comments(0)
本日の頭の中は…
当たり前だけど、頭の中にはいろんなことがあって、
同時進行でいろんなことを考える。

いやいや、その段階では、まだ考えている…っていうほどじゃなく
ただ漠然と感じているということかな。

気になってることがいっぱいあるときは
どれも断片的にパッと浮かんでは消えていくんだけど
大事にしたいとおもうことの周辺には、いろんな方角からその断片がやってきて
濾されるようにしてエッセンスが残っていくような気がする。

濃度の高いエッセンスが残ると
それを培養するように、いろいろと考えていくのかもしれない。


nappaちゃんがキャンプから帰ってきた。
happaはキャンプ中。


子どもたちが、何かしら経験を重ねているときに
いつもどうしても考えてしまうのは、
それが彼らにとってどういうことかっていうことだ。

私はどうして、彼らをキャンプに出すのかなぁ。

それは誰かがいつか言っていたように、実りの少ない投資なのだろうか?
じゃあ、実りって?

それは、この間のねこじたゴリラ堂での会話に繋がっていくし
今日見た映画で感じた圧倒的な山の姿にも繋がっていく。


大事なことは、そのものズバリだけじゃなくて
一見関係のなさそうな、種種雑多なものが絡み合って結実していく。

ように思う。


結実するまで、自分の頭の中身と付き合っていければいいんだけど
必ずしもそうはならないのが、困ったところ。



今日の頭の中は、ゴッタゴタです。
どうにかこうにか導いていきたい、と切実に希望します。
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by happanappamama | 2010-08-08 23:50 | つれづれ | Comments(0)
入れ替わりに…
あしたnappaちゃんがキャンプから帰ってくる。

今まで彼女が参加したキャンプは、ほとんど4日か5日だったから
7日間も留守にするのは初めてのことだ。


…とはいえ、出発の日と帰宅の日を除けば実質5日なんだな。


昨夜、暗くなった寝床で、ジジ男がしみじみと
「あ~、nappaちゃんがいなくて淋しい~~」と言っていた。

「あさって、帰ってくるじゃない」と言ったら
「明日帰ってきて欲しい~」だって。


2人はよく喧嘩もしているけど、実はとて~も仲がいい。
ジジ男は、自分を一番理解してくれているのはnappaちゃんだと思っているらしい。

なるほど、似てるところもいっぱいある2人。


土曜日だし、ジジ男も一緒に迎えに行ける。



一方、nappaちゃんと入れ替わりに明日からhappaが15日間留守になる。
happaの出発は朝。nappaの到着は夕方。

つまり、2人は3週間、お互いに顔を合わすことが出来ないんだな。


nappaちゃんは
最後の夜のファイヤーが終わり、もう寝ている頃でしょう。
楽しいことをいっぱい経験して、元気に帰ってきてくれますように。


そして、happaのこれからの2週間が充実した時間でありますように。
できれば、お天気にも恵まれますように~!



※今天気予報を見たら、午後から野尻は雨だったみたい。
 楽しみにしてたクロージングファイア、中止だったかも。残念ー!
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by happanappamama | 2010-08-06 21:16 | にっき | Comments(0)
ねこじたゴリラ堂・その2
さて、さて。


『ねこじたゴリラ堂』訪問の本来の目的は、語る会。

諸々のいきさつを説明すると長いので割愛するけれど
つまりはご意見を伺う会を、ごり家訪問を兼ねてさせていただこうと企画したもの。


詳細をここに書いてしまうのは、ちょっと憚られるが
集合したのは、みんな、ある活動に熱い思いを持っている人ばかり。

それぞれ、仕事やバイト、夏のレジャーの後のクタクタな体で駆けつけてくれて。


若い人たち(…って書くと、自分が非常に年取った気がしちゃうけど)に囲まれて
いろんな思いや意見を聞くことが出来て
とても有意義な時間だった。



話の内容は置いといて、
まず、悲しいことに自分の反射神経の衰えを最初に実感。

言葉が出てくるまでに時間がかかる、かかる。

もともとすぐに言葉に直結しないタイプなので、余計。


最近、頭を使う話題は文字で表現することが多くなってるからなのかなぁ。

考えてから話すまでのタイムラグを
文章表現では気にしなくてもOKだけど、

若者たちのテンポの良い会話の合間に自分の考えを述べる、という状況では
もっと勘を取り戻さなくちゃダメだわ~
などと実感した時間でもありました。

それにしても、みんなお酒を飲んでいるのに
あの、打てば響く反射神経はなんなんだ??



でも、すご~く楽しくて。


この会合を、
私の参加している委員会に生かしたいという思いでみんなの話を聞いていたけど、
そんなことを抜きにしても、久しぶりに「参加してよかった~」と思える会だった。


最も大事なテーマが根底にあって、基本はそのテーマが話の中心。
でも、そのものズバリというよりは、その枝葉にたくさんのヒントがあった。



これをどう生かすのか、生かすことが出来るのか、
大して自信があるわけじゃないんだけど
最初の委員会の後の絶望的な気持ちはどこかに消えて
私にも何かアプローチのしようはあるはず、という気になった。


まず、危機感を感じること、感じていただくことが大事なんじゃないかと思うけど。

ボランティアとして関わっていた、あるいは関わっている人たちが感じている危機を
事業として展開している側が感じていないのでは話にならないじゃないか。


このまま、なし崩し的に規模縮小・消滅…なんてことにならないように
まずは内側からの動きに繋がるような働きかけが出来るといいな。


小さなことでも。

そして次に各自にお会いしたときに、何らかの報告ができればいいな。
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by happanappamama | 2010-08-05 22:18 | にっき | Comments(0)
ねこじたゴリラ堂・その1
念願の「ねこじたゴリラ堂」を初めて訪問した。

中古専門の絵本屋さん。

ネット販売ばやりの昨今、対面販売を大事にしたいって
以前ブログで語っていたけど、

手作りの、温かみのある、こじんまりした、ごりさんらしいお店だった。


床にしゃがみこんでじっくり絵本を眺めても許される雰囲気。
店主もいたりいなかったりで、まさに友だちの家みたいな感じ。


お客さんと絵本談義しながらお茶を飲めそうな店だった。
ソファなんかも置いてあったし、寛げる場所。

近所にあればなぁ。



今回はお買い物が目的の訪問じゃなかったんだけど
思わず3冊、お買い上げ。

『神の道化師』と『ずっとずっとだいすきだよ』と『ゆうかんなアイリーン』



『神の道化師』はまだ学生だったころ、
L会の合間によく油を売っていたYの文庫に置いてあって、初めて読んだ。

最初から、特別に好き!という風に感じた本じゃなかったのに
何度も何度も読みたくなって、何度も何度も読んだ。

しばらく忘れていたんだけど、happaが生まれてから図書館で再会して。
家でもよく読んであげたのに、まだ持ってなかった!


『ずっとずっとだいすきだよ』は
nappaの国語の教科書に載っていて、音読を聞きながら涙した本。

犬を飼い始めた我が家に、一冊欲しいなと思って。


動物と一緒に暮らすこと。いつか別れがやってくること。

友だちだった犬の死を通して感じるいろいろが
子どもの視線で描かれている。



『ゆうかんなアイリーン』は
やっぱりhappaが小さい頃に出会った本。

吹雪の中、病気のお母さんの代わりに
お母さんの仕上げたドレスを公爵夫人のお屋敷に届けるお話。

小さな女の子が活躍するお話だから、nappaが好き。


私の好きな絵本もたくさん並んでいたし、
読んだことのない絵本もいっぱいあったけど、
ここに並んでいるんだから…って安心して手に取れる感じ。


久しぶりに絵本が身近だった。
読み聞かせも、だんだんに長いお話が聞けるようになって
nappaの隣に寝ころがりながら文庫サイズ、新書サイズの本を読むことが多い。


でも、でも、やっぱり絵本はいい。

絵とお話をセットで感じて、しかも胸の深~いところに落ちていくからなぁ。



昨夜はコテンと寝ちゃったけど
今夜は3冊、堪能しながら寝ます。



…あれ、今日の本題はソコじゃなかったはずなんだけど。

長くなっちゃったので、続きは明日。
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by happanappamama | 2010-08-04 21:39 | にっき | Comments(0)


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