ひびのあれこれ
by happanappamama
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思いの行方
ファンタジーに相当する日本語って何だろう?
とうことが、ちょっと気になった。

御伽噺、かな。


現実には決してありえないだろう、と一般的には思われていることが
物語や映画になって目の前に現れると
そういうことだって、あるに違いないという気持ちに、
簡単にさせられる。

あるに違いないっていうよりは、無いわけがないっていう方が近いかも。

だから、不思議な物語りが好きだ。


私自身、ハタチの年に
とても不思議な思いをしたことがある。


嘘と思われたり、気のせいだよと言われたりするのが嫌で
ほとんど誰にも話していないけど
その記憶は20年以上経って、どんどん臨場感が薄れていく。

鮮明な思い出だったのに、と思うととても悲しい。




昨夜久しぶりに『千と千尋の神隠し』を見た。

初めて見たのはhappaが1年生の時。
赤ちゃんだったnappaをジジ男に預けて、happaと2人で見に行った。

劇場で見ると臨場感が素晴らしくて
知らない世界のそこはかとない怖さと、不思議さで
一気に、この世のすぐ隣りにある妖しい世界に入り込んでしまえる。

happaもそうだったし、happaの同級生たちもそうだったようだけれど
子どもたちにはおしなべて、両親が豚になってしまうシーンが
とにかく恐ろしかったようだ。


happaはその後、ジジ男と2人で再度見に行ったけど
恐ろしかったそのシーンを見なくて済むように
タイミングよくトイレに連れて行ってもらった…という話を昨日聞いた。

そういえば、ジジ男がそんなこと言ってたような。
初めて見るジジ男は、重要なシーンを見逃しちゃってたんだな。



映画の最後に流れる木村弓さんの歌とライヤーの音。
ちょっとセピアみたいな色でバックに映し出される
無人の風景や部屋の中の様子。

何度見ても、
ハクの名前を思い出すシーンからずっと
涙が流れて止まらない。



美しいものを見たり、聞いたりして胸が熱くなるとき
この思いはいったい何だろうって思う。

私が感じているものは、何なのだろうって。

「生きている不思議 死んでゆく不思議 花も風も町もみんな同じ」という歌詞を聞きながら
生きることって、死ぬことって、なんだろう?って
また性懲りもなく考える。


生きているうちに、その人が感じたいろいろは
結局どこへ行くのだろうか。

私が感じていることって、どうなってしまうのだろう?
感じることってどういうことなのか。


思えばすごく若い頃から
感じることについて、繰り返し繰り返し考えてきたように思うけど
何度考えても、
あわせた三面鏡の奥が永遠に続くみたいに
きっと終わりがないものなんだろう。

こういうとき表現者は
音楽だったり、絵だったり、彫刻だったり、踊りだったり…
様々な方法で自分の思いを形にすることができるのだろう。

私もどういう形でか、表現したいと切望する。


それはでも、誰かに見せるためじゃなく
自分で再確認するために。

思いを共有するためじゃなく、伝えるためでもなく、
何かに胸を打たれたときの気持ちを形にできればなぁ。


そうやって、自分の思いをちゃんととっておきたい。

その時のままの気持ちを
あとで好きな時に取り出せたらいいな。


「閉じていく思い出の そのなかにいつも
 忘れたくない ささやきを聞く
 こなごなに砕かれた 鏡の上にも
 新しい景色が 映される」
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by happanappamama | 2011-06-27 22:20 | つれづれ | Comments(4)
開放
いつも前を向いてなんていられない。

自分の日常を振り返って、
落ち込んだり、がっかりしたり、仕方ないとあきらめたり、
でも、これでいいんだと思ったり、よーし頑張ろうと自分を奮いたたせてみたり。

浮いたり沈んだりを繰り返しながらの毎日だ。



毎日を少し離れたところから眺めてみて
ソレが自然なんだって思う。

いろんな顔があって、それが自分だ。

そして、なんでもかんでも前向きでいようとすることの
不自然さと気持ち悪さを思う。

時に後ろ向きといわれる気持ちになったって
それが何だというんだろう。

沈んでいる今があるから、浮かび上がった喜びを実感できる。
前向きでいられるときは気持ちが健康なとき。
健康ではいられないときがあるからこそ、健康なときのありがたさが身にしみる。

弱音を吐いて、弱音を吐く自分を見つめればいい。
それを良しと出来なければ、そこからどうにか道を探っていけばいい。

おしなべて前向き、でいいんじゃないか。

よーし、がんばろうって思える瞬間があれば
それでいいんじゃないだろうか。


などなど、思うこのごろ。

梅雨寒という言葉はどこへやら、
眩しい夏空が、気持ちを拓かせてくれる。


いろんなものから離れて、ポツンとひとりになってみて
その解放感の素晴らしさよ。

この距離感こそ、自分なのかもしれないな。
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by happanappamama | 2011-06-24 14:28 | つれづれ | Comments(0)


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