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ひびのあれこれ
by happanappamama
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名作Ⅰ
この間、ごはんの時、happaに
「『罪と罰』って読んだことある?」って聞かれた。

授業で話を聞いたりしたのかな。

読んだことないんだ。

読もうと思ったことはあるんだけど、
新潮文庫の百冊のパンフのあらすじで読んだつもりになって
結局読まなかった。

ドストエフスキーという名前を知ったのは
『小さな恋のものがたり』という漫画で。

親戚のお姉ちゃんに影響されて小学校1年生のときに読み始めた漫画で
いわゆる少女マンガじゃなく、
四コマベースの昔ながらの漫画風。
時代背景は多分60~70年代って感じ。
1年生には難しかったと思うけど、けっこう楽しんで読んでた。

主人公の女の子チッチはあんまりお勉強が出来ない。
コイビトでスーパーかっこいいサリーが
お勉強の出来る女の子と本の話で盛り上がってる風で
彼の家に来て本を借りたりしている。
「負けたくない!」っていう気持ちでチッチが読み始めるのが
『罪と罰』だった。


ドストエフスキー!

なんてスゴイ名前!!


そのとき、これ読めたらカッコいいんだなっていう考えが刷り込まれて
「大きくなったら読んでみよう」と思ったのだ。

ところが、ところがそんな思いとは裏腹に
『罪と罰』をはじめ、名作みたいな本は、実はあんまりたくさん読んでない。

でも、日々これだけたくさんの本が次から次へと出版される中で
何十年にも渡って出版され続けてきた本は
やっぱりそれなりにいいモノなのだろうという思いがあって
機会があれば順番に読んでみたいなーと思っていた。

時代背景も社会の状況も全然違うし、
今、いわゆる名作と言われてるものは
あと100年したら誰も読まないっていう人もいるけど

少なくとも繰り返し版を重ねてきた本は
時代を超えた、普遍的なテーマがあるんじゃないかな、と思うし。

しかーし、本屋に行くと別の本が気になって、
名作Ⅰに手を伸ばすことが、なかなかなかったんだよ。

でも、この間のhappaの一言でなんとなく名作本が気になってきた。

何かに近づいていくときって、
こういう風にきっかけは些細なことだったりするんだよね。

で、今日nappaと買い物に行ったついでに本屋に寄っていろいろ本を物色。
キブンは翻訳モノの名作文学なので、その辺を中心に見て
『冷血』を買ってみた。
(前から読みたかった『富士日記』も一緒にお買い上げ)

いわゆる”名作”に比べれば新しいモノかもしれないけど
外国文学のかほりを味わってみましょう。

結局、やっぱり『罪と罰』には手が伸びなかったねぇ。


*気になって、 「どうして『罪と罰』のことを聞いたの?」と聞いたら
  「ゆずの歌に出てくるから」だって!
by happanappamama | 2009-05-02 22:54 | ほん
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