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吉野弘さん、という詩人。
実はあんまり好きじゃなかった。 中学か高校か忘れちゃったけど、 国語の教科書に『夕焼け』という詩が載っていて 私はどういう訳かちょっとその詩が嫌いだったので それ以降、吉野弘という人の詩は避けてきた感じがある。 読んで、ちょっと「いいなぁ」と思うものがあっても 「いや、そんなわけない。だって『夕焼け』の人だもん」などと 根拠のない毛嫌いをしていたのです。 今日、読売新聞のコラム「編集手帳」を読んだら そこに吉野弘さんの詩の一部が抜粋されていて なんだか涙が出てきた。 それはこんなだ。コラムの一部を抜粋します。 ・・・ひな飾りの前で、幼い姉妹がおめかしをして座っている。 「この写真のシャッターを押したのは 多分、お父さまだが お父さまの指に指を重ねて 同時にシャッターを押したものがいる その名は『幸福』」 最後の一行にぎゅっとどこかを掴まれたようなそんな感じで 涙もろい私はとたんに涙がぽろぽろ零れた。 幸福はこんな風に、いつも隣り合わせにいてくれる。 毎日、ちゃんと気づいているだろうか。 そんなことを思いました。 全文、読んでみたいな。毛嫌いせず。 当たり前のように過ごした今日の日の幸福も 心に留めておきたいと思います。 コメント(2) はっぱなっぱままさんはほんと喜怒哀楽がしっかりしてるから(表現できるからの方がいいかな)尊敬しちゃいます。うちの子たちは大きくなるにつれ、失っていっているような気がして…。 と、いいつつ涙もろくなった以外は無表情な私ですが… (-_-) 。 2008/1/15(火) 午後 11:29 そんな風におっしゃっていただけるのは光栄ですが、 その実は恥ずかしい限りです! 子どもは一時期、そういう自分の気持ちとか感じ方の動きみたいなものを表に出さなくなりますよね。 失っていってるわけじゃなくて、きっと一時的に表現しなくなってる ・・・ってことなんじゃないかな、と思います。 私もおんなじでした! そして、年と共に涙もろくなるのもおんなじです! 2008/1/16(水) 午後 10:29 [ はっぱなっぱ ]
by happanappamama
| 2008-01-15 22:13
| つれづれ
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