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nappaがキャンプから帰ってきた。 今日は朝からみんな 「今日は帰ってくるね」と言い合ってnappaちゃんの帰りを待っていた。 夕ご飯は何にしようか?nappaちゃんの好きなものにしようよ!って。 小雨の中、nappaたちは6時少し前にWellnessに到着した。 暮れかかった道路から見える明るいバスの中でnappaとMyが手を振っている。 みんなでキャンプに行ってきた!楽しかった!という充実した顔。 運転手さんたちがバスから荷物を降ろして、リーダーが運んでいたので 「どこに運べばいいですか?玄関前でいいのかな?」って聞いたら 「えっ?ちょっと待ってください。保護者の方にそんなことさせていいのかどうか・・・・」 誰かに確認しなくちゃ、みたいな感じだったので 「そんなこと構いませんよ」と強引に(オババだね~)荷物を運び出したけれど。 まあ、実は保護者じゃない人かもしれないし、 リーダーとしては得体の知れない人に荷物を運ばせて、もし無くなってしまったら・・・・ ということも考えなきゃいけないんだな。 そりゃ、そうだ。 戻ってきて、また別の荷物を運ぼうとしていたら、りぼんが向こうから駆けてきて、 「あ、ママ 力持ち~。ありがと~~」と言ってくれて彼女もテキパキ荷物をピストンしていた。 最初のリーダーを非難してるつもりは全然無いんだけど、 そこはやっぱり江東のリーダーのいいところだ。 園庭だったらバケツリレーだもんね。 立ってる者は親でも使え!ってワケじゃないけど、 迎えの保護者と、そんな風に顔の見える距離にいてくれるんだよね。 私たちの差し出す微々たる力を素直に受け取ってくれる。 こじんまりとみんなが程よい距離にいるからそんなことが可能なんだな。 こじんまりしてるセンターだから、こじんまりした人間関係があるんだもんね。 Wellnessはやっぱり、ものすごくたくさんの人が出入りする場所だから、 最初のリーダーの反応はごく当たり前のことなのかもしれない。 解散の様子は、見ていて毎回じーんとしてしまう。 みんながキャンプソングを歌ったりしている様子が、 いつものことだけど、 出かけていったときの子どもたちとは明らかに違うんだ。 happaもそうだったし、nappaもそうだ。 こうして迎えに行っている私たちに、ものすごく誇らしげに、 いいキャンプだったんだということを、 楽しかったんだと言うことを態度で知らしめようとする。 「ママたちは知らないでしょう?でも、私は行ってきたんだよ。 かけがえの無い時間だったんだよ。」って。 こまっちょが当面最後ということもあり、 小学生のユニットが解散した後も、ユースのメンバーの解散の様子をぼんやり眺めていた。 ユースのみんなの解散式はしみじみと良いものだった。 こまっちょのために集まったリーダーズに囲まれて、こまっちょも目が潤んでいた。 いいなあ。キャンプっていいなあ。 家に帰ってからジジ男に 「あんな光景を見てると、君ももう一度リーダーとしてキャンプに行きたいって思うでしょう?」 って聞かれて、考えた。 そうだなぁ、もう一度リーダーとしてキャンプに行きたいって思わないわけじゃない。 あの場に、キャンプを作り上げた一員としていられるのはとても素敵なことだ。 でもやっぱり今は、あの場にnappaやhappaがいてくれることのほうがうれしい。 あの経験は何度でもしてほしい。 そして私はその光景を、少し離れたところから見つめていたい。 私じゃないんだ。 世代は変わって、そして、だからこそ繋がっていく。 りぼんもメンバーに話していたけど、 同じメンバーで、同じリーダーで、同じ場所で、同じ時間を過ごすことは、 もう二度と出来ないんだっていうことを、 だからこそ、喜びとも悲しみとも違う、こんな気持ちになる瞬間が訪れるのだ、ということを いっぱいいっぱい経験してほしい。 夜、寝るとき 「nappaちゃんは今日ひとりで寝る」と言う。 いままでいつも、どんなときも「ママと寝るー」って言っていたのに。 「でも、寝るまでいっしょにいて本を読んで」というので、nappaに少し遅れてベッドに行った。 そしたらnappaが泣いている。 それも鼻をすすって、涙をいっぱい流してさめざめと。 「どうしたの?何をそんなに泣いているの?」って聞いたら 「もう一度キャンプに帰りたい・・・。またリーダーのはっぱと、ほかのみんなとい っしょに寝たり、スキーしたりしたい」って。 そうかー。楽しかったんだね。 一人で寝るって言ったり、キャンプがいいって泣いたり、 母としてはちょっと淋しい気持ちもなきにしもあらず、なんだけど キャンプが好きなnappaちゃんでいてくれて、ママはすごく嬉しいよ。 キャンプに帰りたいって泣いちゃうんだもんなぁ。 キャンプってすごいなぁ。 コメント(4) 二度とない空間を楽しんできた… そんなみんなの様子が伝わってきた「あの場」でしたね。 それを味わう。どうするでもなく、ただ味わう… それがどんなに幸せなことか、やっと少しずつわかってきました。 素敵なキャンプだったようだね。 削除 2008/3/31(月) 午後 9:45 [ のりまきおいしい ] そうだねー。味わうんだな。味わう。そうだ。 あの場の様子、本当に何度眺めてもいい光景です。 本当に素敵なキャンプだったようだ♪ 削除 2008/4/1(火) 午後 6:16 [ はっぱなっぱ ] お手伝いありがとうございました☆ 江東ではママたちがいつも自然に バケツリレーをしてくださり 私たちも自然に感謝していました 思えばとってもあったかいことですよね 当たり前に感謝していたことが いまはとても懐かしく、愛しいです キャンプに帰りたいって泣いちゃうって・・・ キャンプってすごい!nappaちゃんもすごい! 今日も一日、時計を見るたびに 「あ、もうすぐお風呂かな~」なんて思っていた私・・・ あ~また行きたくなってきちゃいました♪ 2008/4/2(水) 午前 3:11 [ sei*a_*uj*nam* ] お手伝いってほどのことではないけれど あんなふうに、少しだけ手を出すことが キャンプに「一枚噛んでる」という気にさせてもらってる、っていうこともあるのかもしれないね。 親たちにとってみれば。 バケツリレー。 園庭の横っ腹にバスの横っ腹がドッキングするみたいな、あの距離だから 可能だったんだろうな。 あれもまた、いい光景でした。 2008/4/2(水) 午後 10:32 [ はっぱなっぱ ]
by happanappamama
| 2008-03-31 01:19
| キャンプ
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